体験! 発見! 松島湾

6市町を学ぶ

利府町
りふちょう

宮城県のほぼ中央部に位置する、利府町には、
100年以上も前から栽培されてきた歴史ある梨と
松島湾の海の恵み、豊かな自然があります。
陸に海に、自然と食のアクティビティを楽しんでください。

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利府町について

利府町は、長い歴史を持つ梨の栽培と、2つの漁港でのカキ・ノリ・ワカメの養殖が盛んな町です。自然に恵まれたこの町には四季を堪能できる様々な公園と共に多くの桜の名所があり、松島湾の島巡りや船を使っての様々なアクティビティも楽しむことができます。

国内外の有名アーティストのコンサートやサッカーの国際試合などが行われる総合運動公園もあり、一年を通じて様々なイベントが開かれます。

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自然

江戸時代初期、400年ほど前に整備された加瀬沼は、春には桜、秋には紅葉、冬には白鳥や鴨(かも)などの渡り鳥が訪れ、四季を通じて自然を楽しめる場所です。併設された公園では、スポーツやピクニック、BBQや芋煮なども楽しめます。

手付かずの自然を体感できる絶景ポイントは、松島湾に突き出た馬の背。波の浸食でできた天然の桟橋を歩けば、松島湾の個性的な島々を見渡すことができます。先端までの散策は、ちょっとしたアドベンチャー体験です。

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特産品・文化

利府町の特産品といえば、何と言っても梨を様々に活用した商品が有名です。完熟した利府産の梨を使った100%のストレート梨ジュースや、梨の実や皮をふんだんに使用したサブレやロールケーキ、梨ゼリーなどのお菓子は、どれも梨の風味を存分に味わうことができます。

他にも、数が少ない日本ミツバチの巣から採取した貴重なハチミツ、ワカメやコンブ、カキなどの海の恵みも利府を代表する特産品です。

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農水産物

1884年、150本の梨の木が植えられたところから利府町の梨栽培が始まりました。9〜10月の期間には約70店もの直売所が立ち並び、観光梨園ではもぎたての梨を味わうこともできます。

また、利府町には2つの漁港があり、カキやワカメなどの海産物の養殖も盛んです。冬には、浜田漁港で海産物収穫祭が開かれたり、牡蠣(かき)小屋で新鮮なカキを食べることもできます。

利府町にゆかりのある歴史上の人物

  • 日野藤吉/ひの・とうきち(1849–1925)
    利府町出身の農家。利府で初めて梨栽培を始め、「梨の町・利府」の礎を築いた。1884年に植えた梨の木の最後の一本が今も残る。
  • 留守政景/るす・まさかげ(1549–1607)
    武将。伊達政宗(だて・まさむね)の叔父。1570年に村岡城を攻め落とし、名を利府城と改め本拠地とした。「利府」の地名の由来と言われる。

利府町の代表的な観光コンテンツ

  • 受け継がれる伝統・利府梨

    長十郎、幸水、あきづきなどが有名な利府梨。秋には観光梨園も開かれ、甘くて美味しい梨狩りが町内各地で楽しめます。利府梨の伝統文化を次世代に継承するため、将来、梨農家としての新規就農を目指す地域おこし協力隊も梨の栽培に取り組むなど、地域ぐるみで新たな担い手の育成に力を入れています。

  • ハーバーハウスかなめ

    松島湾のガイド付き島巡りはもちろん、追い込み漁などの伝統漁法や船釣りの体験、お月見クルーズなど、様々な体験を提供している民宿です。自分で釣った魚や収穫したワカメをいただきながら、生きる知恵を身に付けることができます。

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