体験! 発見! 松島湾

6市町を学ぶ

多賀城市
たがじょうし

古代東北地方の政治・軍事の中心地、多賀城市。
数多くの史跡と豊かな自然の残る多賀城で、
「生きた日本史」を体験しましょう。

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多賀城市について

多賀城市には、奈良の平城京、福岡の大宰府と並ぶ日本三大史跡のひとつ、多賀城跡があります。多賀城跡を含む地域一体が国の特別史跡に、かの松尾芭蕉(まつお・ばしょう)が「おくのほそ道」で訪れたと言われる日本三古碑のひとつ「多賀城碑」は国の重要文化財に指定され、数々の遺跡、神社仏閣と共に、約1,300年前の風景を今に残しています。

古代東北地方の政治の中心を巡り、歴史のロマンを感じてみませんか?

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自然

縄文時代からの遺跡や文化財とともに、多賀城市には自然と触れ合うことのできるたくさんのスポットがあります。春には多賀城跡の桜、5月中旬から6月下旬にかけて800種・300万本のアヤメが咲き乱れる多賀城跡あやめ園、冬にはうっすらと雪化粧した加瀬沼公園など、歴史や文化に触れながら、自然散策も楽しめます。市の東側に位置する貞山運河は、江戸時代に造られた阿武隈(あぶくま)川から塩竈(しおがま)湾まで続く全長31.5kmの運河で、日本一長い運河として有名です。

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特産品・文化

東北の拠点として栄えた多賀城。多賀城跡からは、古代米の一種である「黒舂米(こくしょうまい)」と書かれた木簡が見つかっています。このような歴史的背景を受けて、多賀城市では20年以上前から古代米の栽培を始めました。今では、豊富な栄養素を持つ古代米を活用した「しろのむらさき」ブランドとして、お米はもちろん、お菓子、お酒など、様々な商品が生まれ、多賀城市を代表する特産品のひとつとなっています。

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農水産物

稲作を中心に、野菜や果物の栽培が盛んな多賀城市では、古代米(紫黒米)や、長十郎梨、曲がりねぎなどを生産しています。

市内に多く点在する温室では古くから花きの栽培も行われ、東北最大規模の洋ラン園もあります。カトレア・洋ラン・バラなどの栽培が有名で、特にカトレアや洋ランは仙台市場などでも高い人気を誇っています。

多賀城市にゆかりのある歴史上の人物

  • 大野東人/おおののあずまひと(? –742)
    公卿(くぎょう)・武人。「陸奥国(むつのくに)」を治める本拠地として多賀城を創建。
  • 坂上田村麻呂/さかのうえのたむらまろ(758–811)
    公卿・武人。797年、征夷(せいい)大将軍に任じられ、東北全般の行政を指揮。

多賀城市の代表的な観光コンテンツ

  • 多賀城跡

    約900m四方という広大な城内の中央には、重要な政務や儀式を行う政庁があり、かつてはたくさんの人々でにぎわっていました。古代東北「陸奥国」を治める国府が置かれ、政治・文化・軍事の中心地でした。(特別史跡・日本遺産)

  • 多賀城跡あやめ園

    東北随一のあやめ園には、まるで紫色の絨毯(じゅうたん)のようにアヤメが広がっています。雨が多い季節に滴をしたたらせながら、紫色の可憐(かれん)な花を咲かせます。

    多賀城跡あやめ園では、毎年6月中旬から下旬にかけて多賀城跡あやめまつりが開催されます。

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